APRILグループの「持続可能な森林管理方針2.0」の実施に関するKPMG報告書
KPMG Performance Registrar Inc. (KPMG PRI)は、APRILグループによる持続可能な森林管理方針(SFMP)2.0の実施に関する保証業務を完了しました。
本報告書は、APRILグループ(以下、APRIL)が2014年に独自の「持続可能な森林管理方針(SFMP)」を発表して以来、KPMG Performance Registrar Inc. (KPMG PRI) からステークホルダー諮問委員会(SAC)への10回目の提出です。
本報告書は、2022年1月1日から2022年12月31日までの期間における19のパフォーマンス指標を対象とし、8つのフィールドロケーション(RAPPセクター2箇所、サプライパートナー4箇所、オープンマーケットサプライヤー1箇所、コミュニティフォレストリー1箇所)において保証されました。現在の19の指標は、SACによるレビューと、2022年12月5日~9日のSAC会議におけるパブリックコンサルテーション期間を経て採択されました。
要約すると、KPMG PRIによる不適合の指摘はなく、APRILは5年連続でSFMP2.0保証業務の不適合の指摘を受けておりません。また、2020年および2022年に出された初期調査結果からの9つの改善点のうち、7つは対処済みであり、残りの2つのアクションプランは進行中です。
今年度は新たに7つの改善点が指摘されましたが、その主な内容は、APRILグループが安全衛生文化の醸成、適正な手順、文書保存の強化に引き続き取り組むこと、サプライヤーデューディリジェンスシステムの改善、外部からの指摘による行動計画の実施期限の明確化、焼損箇所の分析と報告の改善です。
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