新APR工場の開業の際、 インドネシアの大統領はAPRIL事業に訪問
インドネシアのジョコ・ウィドド大統領は先週、スマトラ島リアウ州パンカランケリンチを訪問した際、APRIL社の苗床の規模について「プララワン以外にこれ程の規模で製造を行っている工場は、世界中のどこで見つかるだろうか?」とコメントした。このようにコメントしたのは、APRIL社のプランテーションのためにアカシアやユーカリの苗が育てられているケリンチセントラル第二苗床訪問中だ。
大統領がケリンチを訪れたのは、新しいアジア・パシフィック・レーヨン(APR)の施設を正式に開業するため。同施設はケリンチにあるAPRILのミル複合施設に併設されており、インドネシア最大の統合ビスコースレーヨン製造施設だ。併設されているので統合運転することができ、APRILの再生可能なプランテーションパルプの供給が直接APRのビスコースレーヨン生産につながる。両社とも資源に基づいた製造会社であるRGEグループに属している。
開業式典でスピーチを行ったウィドド大統領は、経済成長を促すには政府が提供した刺激と共に民間企業の役割が影響力を及ぼしたと述べた。新たなAPR施設については、「我が国の繊維工業はベトナムより大きいはずだ。産業を支えるため、ビスコースレーヨンなどといった素材をすでに自分たちで持っているから。」
企業による事業に大統領が訪問したことについての詳細は、こちらから見ることができます。訪問時の短い動画はこちらから見ることができます。