立上げイベント:リアウ州の2017年火災ゼロの公約を表明
リアウの70を超える村落、約70万ヘクタールのコミュニティ農地にわたるエイプリル社の2017年ファイヤー・フリー・ヴィレッジ・プログラム(FFVP)が2017年5月16日に正式に開始されました。スマトラ島リアウ州パンカラン・ケリンチでセレモニーが開催され、コミュニティ、国および地方の政府指導者が参列しました。このイベントは「野焼きゼロ」の報奨金の授与をメインに行われ、リアウ州の毎年7~10月の乾季の接近を知らせ、コミュニティ・レベルにおける火災ゼロの景観に向けた継続的な協同の取組みが示されました。
F2016年FFVPの参加者のうち15の村が「野焼きゼロ」の報奨金を得ましたが、この報奨金はモスクの改修や道路・橋梁の開発など、コミュニティのインフラプロジェクトに使われることになります。国や地方の政府代表が立ち会う中で、18の村の指導者たちが、2017年プログラムを誓約する覚書(MoU)に署名しました。
今年のプログラムは18の村で構成され、そのうち9つの村が近くのプラウ・パダン島からファイヤー・フリー・ヴィレッジ(FFV)に参加、そして9つの村が過去2年間のFFV参加後に火災に強いコミュニティ(FRC)の段階に達しています。合計50の村が、映画や学校での防火意識活動による参加者への主要な防火メッセージを導入した防火意識のあるコミュニティ(FAC)に名を連ねています。
リアウのエイプリル社の事業活動単位であるRAPP社のルディ・ファジャール取締役は、2014年にエイプリル社により開始されたFFVPが今までに与えてきた良い影響について振り返り、地方政府、警察、軍およびリアウ防災庁やNGOの協働と支援を称賛しました。同氏はまた、FFVPの成功に果たした村の指導者たちの役割を次のように讃えました。
「今日の参加者数とプログラムの普及は、プログラムが今やコミュニティの一部になっていることを物語っています。火災ゼロの景観を支持し、コミュニティの中にしっかり根付かせるという声が強まっています。」
パンカラン・ケリンチのイベントで、国家防災庁(BNPB)のウィラム・ランパンギレイ長官は、それぞれのエリア内で森林火災の予防に成功して受賞した村々を祝福しました。長官は、国民意識の高揚を伴う早期警戒および火災モニタリング・システムが森林火災の防止にとって非常に重要であると強調しました。
「皆さんの防災の備えを讃え、ジョコ・ウィドド大統領の森林火災の減少の願いに留意してくれたことに感謝します」とウィラム長官は述べました。長官は政府、コミュニティおよび企業間の協力の重要性にも言及しました。プララワン県のHMハリス知事とテルク・メランチ地区のアーワン・ナセル氏も協力の必要性を強調しました。